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メガネの国家資格「1級眼鏡作製技能士」満点合格しました!!

国家資格取得はあくまで通過点

2022/11/16に我国の眼鏡業界の歴史で、初の国家資格取得者が誕生しました。

当方も昨年の暮れからテキストを取り寄せてボツボツ読んではいたのですが、本年は新システムの開発に取り組んでいたので、本格的に受験勉強したのは開発が一区切りついた6月から2か月間でした。

その甲斐があっておかげさまで無事合格し、得点を見たら何と100点満点でした。試験の日に手ごたえは感じていましたが、試験勉強に出てきた内容は仕事に役立つものも多く、良い結果が出て家内も私以上に喜んでくれました。

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この試験や資格について既に様々な意見がありますが、最も大切なことは国が認めた資格である以上、我々は社会的使命を自覚して資格にふさわしい水準の社会活動や生産活動ができるかどうかです。

医療器具としてのメガネが衣料器具化し、ついには衣料雑貨にまで変遷して視力検査は軽視され、低質の見えないメガネや見づらいメガネの蔓延を容認する社会風潮は看過できません。日本は正に視力危機.つまりビジョンクライシスの真っただ中に突入していると言っても過言ではないでしょう。

国家資格創設は極めて衝撃的であり、消費者の意識ベクトルも行動スカラーも短期間で劇的に変化する可能性があります。それは今がネット社会だからです。

ただしメガネの検査方法にしても調整にしても時代遅れの技術から脱却し、加速的かつ能動的なイノベーションを追及していく必要があるでしょう。この資格取得者の増加でメガネ業界が健全化され、機能不全にならないことを願うばかりです。

当社は現在進行中の研究開発案件が複数あり、着実に進行しております。今後も皆様のご期待に添えられる研究を発表し、業界にわずかでも貢献できれば幸甚です。

デジタル・ビジョンケア推進
メガネショップJ-EYE 武蔵小杉

2021年12月27日 (月)

第1回 田中恭一オプティカルアワード受賞しました!

10年先を目指す技術開発で受賞

 本日PM4:00、東海眼鏡協議会 田中恭一オプティカルアワード運営委員会事務局(愛知県眼鏡小売商協同組合内)のホームページに次世代眼鏡技術というコンセプトで募集した第1回田中恭一オプティカルアワードの受賞発表がありました。



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 当方の提出内容は開発中の画像処理ソフトに関する研究でしたが、その状態でも応募が認められており、一応世界初の処理結果とアルゴリズムが評価されて受賞にこぎつけました。

 受賞テーマは「波面収差解析による器質的両眼視網膜像シミュレーター・ソフトの開発」です。

 

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 表題中の「器質的」とは「形態的」の意味を指します。すなわち眼球を受光器光学系として計測した画像解析であり、脳神経系による視覚画像処理・解析とは異なります。これはソフト開発にあたり、公表されている医学論文や画像解析の学術書を読みこんだ時に器質的でない両眼視と区別すべきことを認識しました。

 

 そもそも現在使用しているウェーブフロント解析システムも単眼の器質的な測定システムであることから、片眼それぞれのPSF解析データと視標をコンボリューションした網膜シミュレーション像の光学的な加算平均処理で両眼シミュレーション像を表示しました。現状のシステムに最もフィットする方法だからです。

 

 片眼で物を見る次元と両眼情報を脳内で認識する次元は大きく異なります。この構造はまさしく画像処理そのものであり、調べれば調べるほど奥が深いことを再認識した次第です。

 

 当社は2016年にはパソメガ®システム開発で川崎市起業家賞を受賞し、2018年には高エネルギー可視光(HEV)スペクトル分析システム開発で神奈川県から産業Navi大賞を受賞して、今回2021年は3回目の受賞となりました。これはあくまで通過点であり、さらに新しい未知の技術に向かって研究を続けてまいります。

 

 デジタル・ビジョンケアショップ J-EYEにご期待ください。

2021年11月19日 (金)

武蔵小杉上空の部分月食・速報

「薄雲の中でおぼろげに光る月食...」


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 今回の部分月食はTVやネットで前宣伝が広がっていたので、子供から大人まで期待していた人が多かったのではないでしょうか。

 

 ところが午後6時2分の食大(月食が最も欠ける状態)の天気は雲が出ていて、武蔵小杉地区からは月が見えません...しかし昨日の天気予報では午後7時ごろには次第に雲が晴れて東京地方は見えるとのことでしたので、しばらく辛抱していました。

 

 結局食大後の部分月食で薄雲をついて見えだしました...97%の部分月食は何と140年ぶりだそうでしたが全貌を見られず残念でした。次回は来年の11月8日に皆既月食があり、今回のようなほとんど隠れる部分月食は2086年11月24日だそうです。

 

 月食を肉眼でよく見るためには、やはり遠くがよく見えるメガネが必要です。来年の皆既月食前には、ぜひともJ-EYEで視力の点検をお勧めします。

 

武蔵小杉の

デジタル・ビジョンケアショップ J-EYE

 

2021年11月16日 (火)

お客様から手作りの卓上カレンダーをいただきました!

本日いつもご来店いただいているお客様から、手作りのかわいい卓上カレンダーをいただきました。何と写真とイラストを駆使した「ネコちゃん」のカレンダーですが、とてもアマチュアが作ったと思えず、精密な描写はプロ並みの力作です。
この場を借りて御礼申し上げます。

 

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そういえば十二支の中に「イヌ」がいるのになぜ「ネコ」がいないのかと思ったりします。イヌもネコも大昔から人と深く関わって生活していただけに、「ネコ年」があってもいいような....おっと、そういえば「トラ」は「ネコ科」でしたね...

 

TV番組でも動画でも最近かわいいネコちゃんたちの映像をよく目にします。コロナ禍でしたが、映像に出てくる可愛いネコちゃんたちにほんと癒されました。

 

来年は「寅年」です。「トラ」と同科の「ネコ」ちゃんは商売では「招き猫」といって縁起が良いイメージがありますが、来年は日本中の景気が早く良くなることを願っています。

 

武蔵小杉の

デジタル・ビジョンケアショップ J-EYE

 

2021年11月 1日 (月)

波面収差アナライザーとフーリエ変換

 波面収差解析(ウェーブフロント・アナライザー)のデータベース・システムを導入して8か月が経過しました。連日興味深いデータに遭遇しており、またストックしたデータの分析など新しいアイデアを思いついたりしています。

 PC側のハードディスクも通常のタイプからサーバー用の耐久性の高いものにリプレイスしておりますが、RAID構成ではないので適切なバックアップを行っています。

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 性能面では十分吟味して導入したので満足していますが、人の顔や眼の小刻みな動きが測定結果に影響するだけに、微小なバイブレーション対策の改良は必要でしょう。MTF解析画像を見るとバイブレーション・エラーとそうでない画像の区別がつきます。ほとんどはX方向のモーション・エラーが多いのですが、たまにY方向のエラーもあります。


 測定器のオート・トラッキング機能よりも早い小刻みな動きをされると再測定しなくてはなりません。被検者の顔の両側をソフトに固定できないものかと思います。

 とにかくトプコンのKR-1Wのスループットには満足しています。高速な画像処理のための膨大な数値計算が一瞬でできるのですから驚きです。いまの若い人が見ればこれはごく当たり前かもしれません。

 当方はかつて35年前にNECの16Bitパソコンに接続して使用する画像処理ユニットで画像解析していました。当時は高速フーリエ変換のバタフライ演算に有利なビット反転機構を持つ高速DSP(デジタルシグナル・プロセッサ)ボードを使用してもエンターキーを押してから結果が出るまでに15分ぐらいかかりました。でもあのころDSPボードがソフト込みでPC本体の2倍もする凄い代物でした。

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 コーヒーサイフォンでコーヒーを沸かしてPCの前に戻り、1口飲んだところでやっと画面にパワースペクトルが出てきた時代からすると隔世の感があります。


 波面収差アナライザー「KR-1W」から出てくる結果は、ゼルニケ多項式で分類された低次・高次収差値のみならず点像分布関数や空間周波数の解析画像も出てきます。


 取り扱いには最低でも理数系数学の知識が必要であり、フーリエ変換の概念が理解されていないと表示画像の分析並びに被検者に説明ができません。MTFと視標のコンボリューション(畳み込み
)積分による眼球網膜像のシミュレーションを正確に説明するには、離散的フーリエ変換や高速フーリエ変換の理解も必要でしょう。画像解析はとてもハードルが高くなります。

 
 これからの眼鏡店は国家資格試験の実施が予定されておりますが、高度な時代に見合う水準の技術が要求されるようになるでしょう。それでこそ先進国と言えるのではないでしょうか。

 このシステムの内容は奥が深いのでまたここに近況を報告したいと思います。IT系のデジタル・ビジョンケアショップJ-EYEにご期待ください。

2020年11月17日 (火)

AI(人工知能)補聴器新製品発売

更に性能アップの新AIエンジン搭載!!

補聴器の世界もAI(人工知能)が投入されて1年経過し、さらに性能を向上させた新しいAIエンジンが搭載された補聴器が11月から発売されました。ホームページに詳細をあげたところ、問い合わせが増加しています。当社はIT系に特化したメガネ・補聴器販売店としていち早く新製品に対応可能な調整システムを導入しています。新製品のデモ用補聴器が入りましたので、ご興味のある方はご来店をお待ちしております。

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AIデジタル補聴器は

メガネショップJ-EYE

2020年2月16日 (日)

反応速度測定システム「PasoMega®RTime」開発秘話

きっかけは脳梗塞で2種免許を失効したタクシー運転手さん...

昨年秋、あるタクシー運転手さんから「深視力測定」を依頼される連絡が入りました。

お話を伺ったところ免許更新の直前で脳梗塞になってしまい、入院していたので免許が失効して困っておられました。深視力検査を標榜する店舗数店に事情を話すも断られ、藁をもすがる思いで当店にご連絡いただいたようです。

その時点ではすでに退院したものの、半身の麻痺が続きリハビリを継続されているようでした。あまりにもお気の毒であったことと、視力はある程度見えるとのことでしたのでご来店いただきました。

実は免許証は失効から6か月以内は救済期間として再度視力検査と深視力検査をパスして書類提出すれば交付されるのです。このことはご本人もご存じでしたが、問題は深視力測定です。左半身の麻痺が残りリハビリ中とのことでしたが、動く方の手の指もボタンを押すタイミングがなかなか合いません。

深視力検査では、たった0.1秒の違いで2~3mmのズレを生じるからです。この僅かなズレで泣かされている人がかなりおられます。

視力はそこそこ出ていたので、恐らく「三桿は見えていてもボタンを押しにくいのでは?」と感じました。しかしその時点では正確な反応速度を調べる手立てがなかったので、直感的になんとか開発できないか考えました。当店では僅かでも開発にポジティブな可能性が見いだせる内容と判断した場合、研究対象として対応することがあります。

ネットで「反応速度」を調べたところいろいろな種類があり、深視力測定に効果的なものはどの反応速度を測定したらよいか、1か月ほどかけて専門家の執筆した学術論文を調査しました。そこでいろいろな資料と出会い、後にシステム開発に大きな参考になりました。

実際にWEB上でもすでに反応速度を調べるものはあったのですが、ネット上の速度測定はいくつかの問題点があって深視力向上には使えそうにありませんでした。最も大きな問題は、オンラインのものはネットの同期タイマーを使用している点と通信速度に影響されるためシステムが安定せず、測定時間の精度・信頼性が低かったからです。

さらにパソコンのキーボードを使用するとどうしても構造的に0.1秒程度遅くなることが判明し、深視力測定器で使用するものと同等なスイッチをパソコンに接続する外部スイッチを作成しました。これもけっこう大変でしたが良好な結果を出すことができました。

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またWindows系の開発言語には高精度タイマーを発生するコンポーネントが用意されているので、反応速度測定ソフトを0から開発しました。

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その年の暮に、完成した試作システムで例のタクシー運転手さんに試したところ右手親指での反応速度は平均0.3秒台で標準的になったことがわかり、深視力検査の練習をしてから、あと3日で2種免許が完全失効というところで神奈川県の試験場に行かれました。

数日してご本人から電話があり、なんと

「おかげさまで...どうにか無事に合格しました...ありがとうございました...」

というリベンジの吉報をいただきました。ご努力の限りを尽くされたことを思うと胸が熱くなりました。

ご本人のご不自由な片足を引きずりながら運転試験場に向かう姿を見送ったことが忘れられず、当方も家内も鳥肌の立つような感激をいたしました。当社の技術がお役に立てて冥利に尽きる瞬間です。

おそらくこの半年間はかけがえのないお仕事を失職するかもしれないご不安を抱えた毎日だったことでしょう。今後のリハビリが進み、一日も早く職場に復帰できることを願ってやみません。

反応速度は個人差・年齢差があり、深視力測定に影響することがわかっていますが、さらに深く関連性の研究を積み重ねる必要があります。それはシステムのみならず利用技術も考慮しなくてはなりません。今後も深視力検査に困っておられる方のために新しいシステム開発を進めたいと思っています。今後の発表にご期待ください。

武蔵小杉のIT系メガネショップ J-EYE

 

2019年2月10日 (日)

テクニカルショーで注目されたHEVスペクトル分析

盛況だったテクニカルショーヨコハマ2019

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神奈川県の中小企業のみならず、そうそうたる大企業のブースもあって相当数の来場者があったようです。

思えば昨年の受賞の時から夢に描いていた産業Navi大賞受賞者ブースは、神奈川県経営者福祉振興財団の強力なバックアップをいただきました。

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当社のブースにも業種を問わない多彩な来場者がお見えになり、特に各種分析関係の専門家の皆様の暖かい励ましや貴重なアドバイスをたくさん頂戴いたことは大きな収穫でした。やはりここに通った甲斐がありました。

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また多くのエンジニアや専門家の方から、このHEVスペクトル分析システムに良い評価をいただき、システムの導入を検討された企業様や当社J-EYE店にご来店のご予約までいただいた方もありました。

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開催した50分のセミナーも開始から徐々に人が入り始め、終了間際には座席の7~8割の人が集まっていました。半分も集まればと思っていましたのでまずまずの結果でした。

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やはり高エネルギー可視光線(HEV)のセミナーはメガネ業界でも初めてであり、特に2020年の水銀条約(水俣条約)の関連からLEDの詳しい話まで網羅していたので内容がてんこ盛りとなり、質問時間が取れないほどでした。セミナー終了時に受講者からブースで熱心な質問攻めにあったことは言うまでもありません。

メガネ業界の方も多数お見えになりました。名古屋から駆けつけてくれた名古屋眼鏡の小林社長さんや、おやつの差し入れを届けてくれたレンズメーカーさんも来られ、1社(NK社)を除き皆好意的に応援していただきました。

それもこれもあっという間に3日間が過ぎ、全体には建設的で新たなシステム開発につながる良い機会を与えていただきました。当社ブースを片付け終えた時には、思わず熱いものがこみ上げてしまって...夕闇に映える横浜の街の明かりを背にしたとき、この1年の行事がすべて終了したことを悟りました。

お世話になったすべての方々に深く感謝申し上げます。

日本初のIT系メガネショップ J-EYE

2019年1月17日 (木)

テクニカルショーヨコハマ2019に出展とセミナー開催します

来る2/6~8まで、パシフィコ横浜でテクニカルショーヨコハマ(工業見本市)が開催されます。

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当社は昨年受賞した産業Navi大賞の関連で、神奈川県経営者福祉振興財団の設営した特別ブース内でPC-SPECTRUM64/HEV2の出展と製品セミナーを予定しております。特に製品セミナーではまだwebでも表示していない最新情報を網羅しており、メガネ業界に関わらず一般の方も他業種の方も対象としております。すでに続々とご予約を戴いております。

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またブース内ではPC-SPECTRUM64/HEV2システムの詳細な解説並びに実演も予定しておりますので、多くの方のご来場をお待ちしております!

デモ日程は直前で予定が変わることもありますので、直前情報をご覧ください!!

日本初のIT系メガネショップJ-EYE

2018年9月 8日 (土)

産業Navi大賞受賞式に出席しました

★昨年14社→今年10社受賞の狭き門突破

 

9/6、ついにこの日がやってきたという思いで、横浜桜木町のみらいホール(県民共済プラザビル1F)にて表彰式に参加してきました。

 

審査委員長さんから総評について伺い、今年も内容の濃い応募が多数集まって審査がかなり難航し、数回の審査会の果てに10社の受賞が決定したそうです。

 

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ここまで2年かけて準備した結果4社しか入れない優秀賞を獲得し、改めていただいたクリスタル製プラークの重さを深く実感しました。

 

この受賞は決して終点でなく、1つの通過点として今後も画期的なビジョンケア系のITソリューションシステム開発に挑む計画です。

 

HEVスペクトル分析システムはすでに数社から引き合い(メガネ業界以外からも)が出ており、出荷時期を調整したいと思っております。

 

式典の終了後に経営者セミナー、懇親会が行われ、あっという間に1日が過ぎていきました。外に出るとあたりは薄暗くなり、桜木町駅のまわりは街の明かりに照らされていました。横浜と言えばやっぱり「ブルーライト」ですかね...

 

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ITビジョンケア・システム開発を推進する

 

メガネショップJ-EYEにご期待ください!!

 

 

 

 

 

 

«神奈川新聞に産業Navi大賞特集が掲載されました!!