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2012年4月

2012年4月30日 (月)

5/21金環日食で学校への提言が実現しはじめています

このブログと当店ホームページで、3/30に学校関係に1時間目をずらしたりする提言を行いました。そのブログを直接ご覧になったかどうかは解りませんが、各地の学校で提言に沿った前向きな内容が実施されることがわかりました。

埼玉県においては校長会で授業時間を1時間ずらすことが決定されたそうです。ご家庭で観察できるできるようにとの配慮だそうです。

その中で驚いたのが東京の私立・麻布中学高校では5/21を休校にしたことです。この世紀の天文現象をしっかりと体験して欲しいとの事から実施するとのことです。

このような各地の動きに照らしてさらに学校関係に提言したいのですが、

「5/21金環日食は理科の体験学習」にしてみては如何でしょう

金環日食や皆既日食は直接的に日食を見ることだけに意義があるのではありません。天文の観測研究に携わる人たちの中には、日食の前後と食大(最も欠けているとき)の時系列的な気象の変化や気温・湿度の変化、動物の生態の変化などさまざまな内容も調査しています。

そこで子供さんたちに金環日食の継続時間が5分間ありますので、是非ともご家族やご兄弟で役割分担をして、そのような理科の実習的な楽しみ方を提案されてはいかがでしょうか。その記録は場合によっては天候が思わしくない場合にも学術的な価値がありますし、夏休みの宿題のうってつけの材料になるでしょう。学校では子供たちに観測成果を発表する場を作ってあげるのも更に子供たちのモチベーションを上げられることと思います。

この金環日食を単なる享楽的なイベントに終わらせるのは、理科教育にとって大変もったいないと思われます。是非とも先生方も今からでも間に合いますので、関係者の皆様でご意見を出されてみてはいかがでしょうか。この現象がきっかけとなり、理系方面に興味を持つ子供が増えることを願ってやみません。

IT系メガネショップJ-EYE

2012年4月29日 (日)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (8)

撮影テスト大成功!! 金環日食観察用ピンホールカメラを試してみました!

やっと晴れましたので店頭に持ち出して太陽の姿を入れてみました。筆者も小学生のころにピンホールカメラを作って以来数十年ぶりのことでしたので、大変懐かしくとてもわくわくしました。

Ph54

この画像から太陽の大きさを調べると直径が約7mmほどですが、後にピンホール像の再計算をしたところこの数字は大きすぎることが分かりました。自動露出の撮影での露出オーバーのようです。デジカメの感度を下げるか露出時間をもう少し高速にすることで解決できそうです。計算上の直径は最も筒を伸ばしたときに約3mmぐらいですのでぎりぎりで部分日食や金環食の状態を観察できると思います。これより筒を長くして太陽像を大きく設定しようとすると特に子供さんが手持ちで直視するのは難しく、カメラ三脚のようなものに取り付けるなどの工夫をする必要があります。

またピンホールの大きさを開けすぎるとピントが合いづらくなってしまいますので注意が必要です。もしそのようなことがあっても大丈夫!... 救済方法があります。ピンホールカメラ前面に家庭で使うアルミホイルを2~3cm角に切ってセロテープで四隅を貼り付け、もう一度細い針などで穴を開けてください。これなら何回でも試すことができます。

ピンホールカメラの太陽像をコンパクトデジカメや携帯のデジカメで写すこともできます。その場合スクリーンから近いので近接モードあるいはマクロモードにして撮影してください。その際に露出時間の調整はしっかりとテスト撮影でデータを集めることをおすすめします。

Ph53

日食前に早速練習してみると良いでしょう。

IT系メガネショップ J-EYE

2012年4月26日 (木)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (7)

無料ダウンロードOK!「金環日食観察用ピンホールカメラ解説ページ」アップ!!

日食観察にご興味のある皆様、お待たせしました。
JR武蔵小杉駅から4分のIT系メガネショップJ-EYEでは、予告どおり独自にAdobe のIllustlatorを使用して企画開発した金環日食観察用ピンホールカメラの作り方を解説したページと、無料でダウンロードできる型紙を本日アップいたしました。

Ph50

解説ページ ttp://www.j-eye.com/eclips2012.html

型紙ダウンロード ttp://www.j-eye.com/

このブログではかねてから身近にあるものを利用して、お金をあまりかけず誰でも手軽に楽しめるような情報を発信してきましたが、この金環日食観察用ピンホールカメラはローコストだけでなくお子様でも安全に日食を観察できることをを目指しております。

型紙はトップページから入っていただき、ピンホールカメラのバナーをクリックしてから[ファイル]-[名前をつけて保存]をクリックしてください。

Ph51
PDFで3ページにおよぶ型紙が出てきます。これを厚めの紙にお手持ちのインクジェットプリンタで印刷して使用します。そのほかに像を映す半透明のスクリーン用ビニール袋や両面テープ、カッター、画鋲などをご用意するだけです。

Ph52

準備が整えば約1時間程度で作れますが、まるで雑誌の付録のような本格的な作りに仕上げることができます。

このピンホールカメラは直接金環日食の像を映すだけでなく、お手持ちのコンパクトデジカメや携帯電話のカメラで撮影することもできます。その場合はカメラの三脚に両面テープで固定して撮影すると良いでしょう。ビデオカメラでも写せるでしょう。

昨日製作してから天候が優れませんので太陽の実写確認ができましたらまたご報告いたします。太陽が出たらピンホールの大きさを確認しなければなりません。穴の大きさで見え方が大きく変わるからです。

ぜひ多くの方にこのカメラを製作していただきたいと思います。

IT系メガネショップ J-EYE

2012年4月25日 (水)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (6)

お金をかけずに楽しめる手作りの「金環日食観察用ピンホールカメラ」開発しました!

いよいよTV等マスコミが頻繁に金環日食のニュースを放映しています。当ブログではこれまでにも身近にあるものを利用して、あまりお金をかけずに楽しむ方法を述べてきましたが、今回はさらに手作りで楽しめる「金環日食観察用ピンホールカメラ」を企画開発いたしました。

Pin

これは当方がAdobe Illustlator CS3を使用して型紙を製作したもので、家庭にある材料を使用して簡単に誰でも作ることができます。現在このカメラの型紙のダウンロードの準備と作り方サイトを作成しておりますので、まもなくUPいたします。

金環日食観察用ピンホールカメラのメリットは、子供が安心して使用できることと、家庭にあるコンパクトデジカメや携帯電話のカメラで金環食の撮影ができる点です。材料費もほとんどかからず、製作は1時間ほどで完成します。

WEBが完成しましたら、次回のブログでご報告いたします。

IT系メガネショップ J-EYE

2012年4月17日 (火)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (5)

金環食で見逃せない「ベイリービーズ」現象

これまで2機種の一眼デジカメのデータを紹介しましたが、周りからSONYも入れて欲しいと言う声がありましたのでコメントしておきます。

Ec1

現在の一眼デジカメのセンサーサイズはほとどが36x24のフルサイズとAPS系(23.5x15.6)サイズです。このブログでは手持ちの機材で手軽にあまりお金をかけずに楽しむことに主眼を置いているため、高級なフルサイズではなく一般的なAPS系サイズの画面を基準にしています。メーカーが異なっても同一のセンサーサイズならばこれまでの公表データとほぼ同じですので、ご自分のカメラのデータをカタログなどで調べてみてください。

望遠レンズも一般的な長焦点レンズは非常に高価ですので、コンバージョンレンズ(ケンコー・テレプラス等)を使用すれば2倍拡大のものが2万円ぐらいで入手できます。

Ec2

これを使えば200mmレンズでしたら400mmに、300mmレンズは600mmになります。600mmを超えるレンズの使用では急激に画角が小さくなります。太陽は日周運動によって移動して行きますので通常のカメラ三脚では慣れていないとブレるので撮りずらく、赤道儀式の天体望遠鏡に載せて自動追尾が必要になるので一般の方にはあまりお勧めしません。

それでは次に最も大事なお話をいたします。
金環日食の見所はもちろん金のリングのような太陽の姿なのですが、アマチュア天文家たちは金環食の最大だけでなく金環食の開始と終了の瞬間しか見られない「ベイリービーズ」現象を心待ちにしています。シミュレーションイラストを作成しましたのでご覧下さい。

Ec3_2

これは太陽の前にいる月の周辺部がツルツルではなく、クレーター(月の山)がギザギザな形をしているので背後の太陽表面が隠される部分と露出する部分があるのです。従って金環食の開始と終了の、ほんの瞬間だけボツボツとした太陽の光が「真珠の首飾り」のように見えることから「ベイリービーズ」と呼ばれています。

せっかく望遠レンズで400~600mmに拡大できるのであれば是非ともその瞬間を捉えてみてはいかがでしょうか。

IT系メガネショップJ-EYE

2012年4月15日 (日)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (4)

Canon のデジカメで金環食を写したら...

昨日Nikonの一眼デジカメの撮影データを掲載しましたが、今日はCanonの撮影データも出しておきます。昨日の記事と関連がありますのでそちらもご覧下さい。

Cakiss

Canonのデジカメも皆様がお使いになられている機種を想定して少し前のKissNのデータを基にしました。現行のKissX5のCMOSセンサーのサイズが縦横22.3x14.9とほとんど変わらないので参考になるかと思われます。尚、画角計算は自分でJavaScriptを使用してプログラミングしたものを使用しています。

EOS KissNに200mmの望遠レンズを使用したときの縦横の視野は6゜21.1' x 4゜14.2'となり、画角は7゜37.9'となります。太陽の視直径が32'として200mm,400mm,600mmの各望遠レンズで撮影したときの比較を1つの画像にまとめてシミュレーションしたものが下の画像になります。

Cnkiss_1

あとあとパソコンの画像処理で部分拡大すれば見栄えがしますが、ピントやブレの問題を考えるとテレコンバータなどでFLを長くしたくなります。カメラと望遠レンズの画角の計算結果を一覧表にしましたので掲載しておきます。画像をクリックして拡大すると見やすくなります。

Fov

昨日の記事の補足としては、露出においてISOはできるだけ低くしておいたほうが無難です。露出オーバーになると金環食の細いリングの周りにハレーションを起こして皆既日食のような画像になってしまうのでご注意下さい。自然現象は撮影終了してから撮り直しできませんので十分な下調べをしましょう。

IT系メガネショップJ-EYE

2012年4月14日 (土)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (3)

デジカメと望遠レンズでの金環日食撮影のポイント

やはり5/21の金環食は何らかの形にして残したいと考える人は多いのではないでしょうか。そこで今回は手もとにあるデジカメと望遠レンズで撮影を考えておられる方のための参考情報を述べてみたいと思います。

いったいどれぐらいのレンズを使ったら良いのか見当が付かなかった方のためのシミュレーション・イラストを作成しました。尚、参考例はNikon D300という少し前のデジカメを使用しています。このカメラの撮像部は23.6X15.8mmのCMOSセルを使用していますので、最新のD5100(23.6X15.6mm)とほとんど同じです。

Nkd300

まず焦点距離200mmの望遠レンズを使用したときの視野と画角を計算したところ、横6゜45.1'、縦4゜31.4'、対角方向で8゜7.3'でした。太陽の視直径は32'ですので図にすると

Nkd300_1
のようになります。200mmだとやはり少し小さめのようですので、もしこれに2倍のテレコンバーターを使用して400mmにすると下のようになります。

Nkd300_2

だいぶ大きな画像になりましたね。これぐらいになればかなり迫力がありますが、ついでに600mmぐらいの望遠で捉えたらどんな大きさになるか見てみましょう。

Nkd300_3

これだけクローズアップできれば相当なインパクトがあります。ただし日食の撮像には注意したいいくつかの細かい点があり、見落とすとうまく撮影できなかったり最悪の場合撮影機材を壊す結果となりますのでお気をつけ下さい。

1.遮光用フィルターは必ずレンズの前面に取り付ける必要がある!!

これは大口径望遠レンズにありがちなことで、一般撮影のような焦点付近のインナータイプ・フィルタ・フォルダーに収めると太陽の熱でフィルターが割れてしまいます。必ず何らかの方法でレンズの前面に取り付けなくてはなりません。フィルターは必ずしもガラス製の必要はなく、専門店では30x30cmぐらいのシート状樹脂フィルター(日食用)もあります。適当な大きさに切ってレンズフードにビニルテープで固定する方法もあります。

一般的なFの大きい小口径の望遠レンズならば専用フィルターが出ていますのでこちらを使用されると良いでしょう。

Nd100000

フィルターの径の違いがあってもステップアップ(ダウン)リングを使用すればうまく装着できます。当方もマルミ製のND100000を使用する予定です。

2.しっかりとした三脚に装着して撮影してください!!

望遠レンズを使用しますので、手持ち撮影ではピントが合っていても僅かにブレてしまいます。必ずしっかりとした三脚に設置して撮影しましょう。

3.部分日食の撮影の合間は画面の中央に太陽を入れておけない!!

ND100000でも太陽を直視していられないほどですので、金環食前後の部分日食を撮影する合間に画面の中央に入れておくと最悪デジカメの撮像素子(CMOS)を痛めることになりかねません。手間はかかりますが視野から外しておくことをおすすめします。

4.撮影はすべてマニュアルモードで行います!!

ピント/シャッタースピード共にマニュアル撮影モードで行います。露出は当日の天候条件で変える必要がありますのでご注意下さい。部分日食時は1/1000secぐらいですが、金環食時は1/500secぐらいとされています。実際には露出時間を変えて撮影することをおすすめします。金環食の継続時間が約5分ほどありますのでたくさん撮れそうです。金環食の突入瞬間の状態で「ベリービーズ」という現象がありますので、この瞬間はバッチリ決めたいところです。

画像フォーマットはJPEGでも良いのですが、できればRAW/14bitで保存するようにしておきましょう。

撮影機材の準備が整ったらリハーサルをかねて一度太陽を撮影してみるとよいでしょう。昼はなかなか仕事でできないようでしたら、月と太陽の視直径はほぼ同じですので、同一機材で日食フィルターを外して夜の月の姿を撮影してみてください。ピントの確認や撮影のタイミング、カメラのブレの確認はできるでしょう。

日食用メガネのご用命は当店で....

Kinkan

IT系メガネショップJ-EYE

2012年4月13日 (金)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (2)

当店のお客様から、金環食の時の見え方について質問されました。

ほとんどの方は金環日食では空が真っ暗になるものと思われていますので、今回は多摩川の土手から見たらどのような景色になるのかイラストを作成しました。

Eclips_0

むかし小笠原海域で船上から皆既日食を観測したことがありますが、ダイヤモンドリングが見える直前までまぶしくて太陽を直視できませんでした。太陽光は99%欠けても強烈な明るさを保っており、金環日食では肉眼で直視することはできません。また皆既日食では周囲がかなり暗くなりますが、金環日食では皆既日食のように暗くなりません。ほぼ上のイラストのとおりです。

金環日食は皆既日食と違って太陽表面の周囲が露出していますから、絶対に日食用メガネを必要とします。濃い目のサングラス(濃度85%)でも使用してはなりません。1秒で日食網膜症になるリスクがあります。特にお小さいお子様とご覧になる方は十分にご注意下さい。

当店のホームページにも金環日食特集を作りました。
ttp://www.j-eye.com/eclips2012.html

日食用メガネの使用上のご注意や、望遠鏡を使用しないで金環日食の姿をデジカメで撮影する方法などを掲載しております。是非ともご参考までにご覧下さい。

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