武蔵小杉/向河原地区で金星の太陽面通過を撮影しました!
本日6/6の天体ショーは皆様ご覧になられたでしょうか。
雨天で危ぶまれた金星の太陽面通過(日面通過とも呼ばれている)が、終了直前の第三接触時にぎりぎりで撮影成功しました。
午前7時前に起きて窓をあけたら何と雨が降っていました。そこでインターネットで気象衛星の画像とレーダー観測の雨雲の状態を調べたら、なんと絶望的な状況が分かりました。
実際に午前中の武蔵小杉/向河原地区は一度も晴れず、昼を迎えても雨が途絶えることがありませんでした。
午後1時20分過ぎ、あきらめて昼食をとろうと外に出たとたんに雨が上がりましたが厚い雲が流れていました。「第三接触まで、こりゃだめだな!」と思った次の瞬間、いきなり陽差しが出てきました。第三接触とは金星のはしっこが太陽のはしっこに接触する瞬間のことです。
昼食もとらず、あわてて撮影の準備をしてデジカメのモニターに太陽の映像を入れたのは第三接触が過ぎていました。画面では太陽の端に金星が半分しか出ていませんでした。もうすこし早く雲が切れていたら金星全体の姿を捉えることができたかもしれません。
それにしても昨年はほとんど見られないと言われた太陽黒点がたくさん出現しているのがわかります。
第四接触までたったの5分しかありませんでしたが、夢中でシャッターを切っていました。このチャンスを逃せば100年先まで見られない現象だけに、たとえ金星が半分でも観測できたことはとてもラッキーでした。
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