パソコン用メガネ最新情報~DTP用メガネ
◆ブルーレイカットレンズでDTPの仕事にならない状態のシミュレーション
最近DTP作業者やWEB製作関係の方で、ブルーレイ(青色光)カットのパソコン用メガネを他店で購入された方から「仕事に使えないので何とかなりませんか?」というご相談受けることが増加しています。
パソコン用メガネならば液晶モニターのバックライトである白色LEDの影響を抑えるとのことで購入されたのですが、いざ使用してみるとホワイトバランスが崩れてしまって白色が分からなくなることの影響が大きいことに驚かされたようです。
画像工学的に当然と言えば当然なのですが、言葉でなく実際の画像で示す必要があることからシミュレーション実験をしました。
まず次の画像を見てください。画像中にある①~⑤までの「めがね」と書いてある文字の1つだけCMYKのYを10%で表示しており、残りの4個は全て白で表示しています。DTP作業をしている方ならば注意深く見ると分かることでしょう。
答えは④です。それではブルーレイカットのパソコン用メガネでご覧になった状態をシミュレーションすると次のようになります。
この画像を見て初めて、ブルーレイカットレンズのパソコン用メガネが色彩を扱うDTP作業やWEB製作作業者が仕事に使えないことが理解できます。
よくDTP作業では版下のプリントと画面の色は一致しないのでホワイトバランスを気にしない方もありますが、その状態では色校などで複数のプリント同士の微妙なトーンの違いも分かりづらくなりますのでやはり影響があります。
これまでメガネ業界のサイトでDTP用メガネを詳しく解説するサイトが皆無でしたので、当店のパソコン用メガネ最新情報にシミュレーション実験を踏まえて詳細情報をアップいたしました。
DTP用メガネ情報 ttp://www.j-eye.com/001_014/f10174o.html
パソコン用メガネといえば「ブルーレイカット」と言われていますが、パソコン用メガネのカテゴリの一部に過ぎません。DTPにはDTP用のメガネ調整が必要になります。
特に高品位のIPS液晶モニターを定期的にカラーキャリブレーションされて使用している方は、キャリブレーション後に画面の輝度やコントラストを変更できないので画面の明るさはメガネで調整するほかありません。sRGBでなくAdobeRGBを使用しているので微妙なカラートーンは人物の顔色やデザインイメージに大きく影響するので色つきレンズの使用はシビアになっているはずです。
そのほかにも影響のある視度補正の内容まで書いておきましたので、DTP/WEB製作作業者の皆様は是非ともご覧ください。
日本初のIT系メガネショップJ-EYE
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