パソコン用メガネ最新情報~ブルーライトに強いタッチパネルPC
★Windows8のタッチパネルPCを測定していて驚きのスペクトルを抽出
Windows8のスレートPCはブルーライト領域のピークが小さい!!
これは当然と言えば当然かもしれませんが、タッチパネルPCと非タッチパネルPCの違いとはLCD画面の上に透明電極を仕込んだタッチパネルが重なっているかどうかということです。タッチパネルに使用されている透明電極は酸化インジウム錫等の金属皮膜を蒸着して製作しているので、短波長光を吸収しているのでしょう。さらに最新のタッチパネルPCやスレートPCは強化ガラスも短波長光を吸収する効果を持っている可能性が考えられます。
つまりタッチパネルそのものが、クリアタイプのブルーライト減光フィルターの役目を担っていることになります。さらにスペクトルの分析から、市販されている低価格のクリアタイプ・ブルーライト用メガネよりもむしろ青色光の吸収特性は高いかもしれません。
現在2社のタッチパネルを測定しましたが、どちらも同様にブルーライト領域である380~495nmのピーク(460nm付近)が500nm以上のピークよりも小さく、Windows8系タッチパネルPCのブルーライトはかなり押さえ込まれている結果となりました。(PCだけでなくタッチパネルを内蔵したS社のデジタルフォトフレームも全く同じ結果となりました)
ただしその500nm以上の肉眼で認識できる領域の光束は結構出ているので、このような場合はHOYA社のキャリアカラーなどの機能別カラーレンズで減光すれば疲れにくくなります。さらに近くを見やすくするためのメガネ調整でより快適さが増加します。
タッチパネルはWindows8のスレートPCだけでなく、Android端末やiPadなど多くのPCでも採用されていますがベンダーの多さと最新部品を実装したWindows8系の方がコストに余裕があり、質の高い部品を採用している例が多いのでしょうか。これからもタッチパネル内蔵のWindows8系スレートPCやノートPCをさらに測定してここにご報告いたします。
眼鏡店では世界で初めてブルーライト領域のスペクトル測定サービスを開始しました。そのために当店マネージャーが独自に開発した専用解析ソフトが学術方面からも注目されています。
ブルーライトの最新情報は当店のサイト
「パソコン用メガネ最新情報~ブルーライト徹底研究」
ttp://www.j-eye.com/001_014/f10174p.html
をご覧ください。
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