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2013年2月 5日 (火)

パソコン用メガネ最新情報~ブルーライト用メガネの研究を加速中

開発中の「PC-SPECTRUM」のバージョンをマイナーアップ

昨年暮れから今年の年初までのほぼ1ヶ月以上かけて、ブルーライト用メガネの研究をさらに推し進めています。そして2ヶ月ぶりに開発を進めている「PC-SPECTRUM」のバージョンをマイナーアップすることができました。これまで明るい場所でのブルーライトのスペクトルに対する視光束の積分計算だけだったものを、暗い場所における視光束の積分計算を可能にしたものです。そのためにソフトのGUIも一部変更しました。

Pc_spect1b

このシステムの完成でブルーライトにおける研究がさらに深い部分に進めるものと思われます。近々、ここで眼鏡業界に影響を与えるような新しい内容が発表できるかもしれません。

この時期に大手レンズメーカーの一部から同様なブルーライト用レンズが新発売され、消費者の関心もさらに高まっている傾向にあります。特にHOYA社のブルーライト用レンズの裏面反射を抑える設計は、その後出てきた大手メーカー製品の性能を上回っており、さらにリーズナブルな商品の登場は大変喜ばれています。

裏面反射は誰でも簡単に比較できるもので、黒い紙の上にレンズを置いて蛍光灯のような短波長光を出す広がった照明を映し出すと簡単に比較できます。

Blens0

お客様の中には、反射が強いレンズは「それだけブルーライトを反射しているからですよ...」と言われたという声を聞きますが、「表だけでなく裏面も同じように反射することが問題なのですよ」と言うと、皆様「そのとおりだよね...」とおっしゃいます。

上の写真はすべてクリアタイプのブルーライト用レンズですが、(1)から(3)までの表面に写しこまれている照明の明るさがメーカーによってこれほど違うのは驚きです。表面反射の強さは (1) > (2) > (3) となっており、(3)のHOYA社のレンズが最も反射率が少ないことがわかります。(1)は量販チェーン系のレンズです。

ブルーライト用メガネが言葉上の同一目的であっても、個々に全く異なる品質を持っていることがお分かりかと思われます。特に製造メーカー名が明確に表示されていない(自店オリジナルレンズ等)ものは製造時の詳細なデータがわからないので不安に感じる消費者が多いようです。

自分でも通常の表面反射0.2%のレンズを使用していて僅かに汚れていても目が疲れるものですからPC作業中はレンズを良く拭いて使用しているほどです。ですから裏面反射が強く出ているレンズはとても使用する気になりません。多くの技術系のお客様も全く同じご意見を持たれています。

ブルーライト用メガネの裏面反射でお悩みの方は是非ともご相談下さい。

「ブルーライト徹底研究」に詳しく書かれています。是非ともそちらもご覧下さい。
ttp://www.j-eye.com/001_014/f10174p.html

IT系メガネショップ J-EYE

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