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2013年2月17日 (日)

パソコン用メガネ最新情報~「タダでできる“ブルーライト除去法”」の落とし穴

画面の輝度反転で目の残像等による疲れの現象化に...

◆残像現象の実験

最近ある雑誌でPCグラスを掛けずに画面のちょっとした操作でブルーライトを低減するという企画がありました。しかしこのやり方には大きな落とし穴があります。

今から20~30年前の大型コンピュータ全盛期のVDT時代は、画面の背景は白ではなく黒で、しかも文字の色が緑または白でした。その後のパソコン黎明期もDOSシステムの時代も同様に白またはグリーンのモノクロモニターが使用されていました。

この時代にもVDT作業による目の疲れが問題視されていて、背景が黒に対して文字が光るものですから、当時の関連番組で「画面を見つめる目の虹彩が激しく散瞳(虹彩が開くこと)と縮瞳(瞳が閉じてくること)を繰り返すことで眼精疲労になる。」ということが報道されていました。つまり背景を見ているときは散瞳しているので光るものが眼前に出てると敏感に瞳孔が反応するということです。

瞳孔だけではなく、当時最も注目されたのは航空会社のオペレーションセンターの壁の色です。これは端末を見続けているオペレーターが急に白い壁を見るとオレンジ色の残像が見えて不快になるので、壁をオレンジ色に塗り替えたことです。

つまり現在のパソコン画面の輝度を反転させた場合には、ブルーライトを減らしてもかつてのVDTのような問題が出てきてしまう可能性があります。

そこで残像現象の実験をしてみましょう。

①次の画像をクリックすると大きな画像が出てきますので画像に書かれているようにしてください。

Inv1 ②次に下の画像を同じようにクリックし、画面の指示に従ってください。

Inv2

いかがでしたか。少し長めに黒い画面を見ていると次のような残像が見えませんか。

Inv3これが残像です。

実は残像が出て困る場合に対応するカラーレンズが、業界で唯一HOYA社から出ています。もし上記のような現象でお困りの方がありましたら当店にご相談下さい。

IT系メガネショップJ-EYE

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