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2013年4月

2013年4月28日 (日)

パソコン用メガネ最新情報~プルキンエ現象とDTP

DTPやデザイン関係者にも影響のあるプルキンエ現象

薄明視によるプチ・ブルーシフトや暗所視によるブルーシフトで見ているものの色味が変化するということは、DTPやデザイン関係者にとっても大きな影響があることは必至でしょう。

Dtp_demo3_2 

対策としては、作業する場所が太陽光などの外光の変化を受けない一定の明るさを保てることです。室内照明を薄暗くすることもsRGBでなくAdobeRGBで36bitカラーを扱うような場合や指定色(PANTONE等)を取り扱う場合のカラーディティールに影響を及ぼします。さらに詳しい情報を当社ホームページに掲載しています。

パソコン用メガネ総合情報の各ページをご覧下さい。

「ブルーライト徹底研究」のDTP関連情報
ttp://www.j-eye.com/001_014/f10174p.html

「DTP用メガネ情報」
ttp://www.j-eye.com/001_014/f10174o.html

また明るい場所で画面がまぶしくても、ハードウェアキャリブレーションした液晶モニターは画面の設定変更が一切できないので明るさを調整するのはメガネでやるほかありません。その場合、極めてニュートラルなスペクトルを持つDTP用の特殊カラーレンズを必要とします。実際に当社でスペクトルを測定して推奨できるレンズは大手メーカーから出ています。もちろんブルーライト領域の減光率も良好ですが量販チェーン店や激安店では取り扱われていません。

当社においてDTPは20年ほど前から実施しており、DTP用のメガネはそれなりに研究してきました。リーズナブルのものもご用意しておりますので、DTP作業でお困りの方は是非ともご相談下さい。

日本初のIT系メガネショップJ-EYE

2013年4月26日 (金)

パソコン用メガネ最新情報~CCFLのブルーライトとプルキンエ現象

プルキンエ現象はCCFL(冷陰極管)のブルーライト含有率にも影響する!?

これまで擬似白色LEDについての影響は多くのサイトでも見られますが、CCFLなど非LED系バックライトの液晶モニターに関してはほとんどありませんでした。そこで当社開発のLCDブルーライト解析システムでCCFL搭載のモニターのスペクトルを調査したところ、従来ブルーライトの影響は少ないと思われたCCFLに意外な結果が出ましたのでご報告します。

Ccfl_1
上の画像はCCFL内蔵液晶モニターのスペクトルです。黄色の線が光束のスペクトルで530nm付近にかなり強いピークが見られます。当方は以前からCCFL内臓のモニターにはLED用に開発されたクリアタイプのブルーライト用メガネがあまり役に立たないことを繰り返し述べてまいりましたが、多くの販売店ではいまだにその区別を消費者に促すことは無いようです。実際にはCCFLも僅かながらブルーライト領域のスペクトルを検出していますが、明所視ではブルーライト領域の積分値はLED発光スペクトルに対して9.53%程度でした。

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ところが暗所視におけるブルーライト領域の積分値の相対比率は一気に59.66%と約6.3倍に増加しました。つまりLEDだけがすべての問題があるかのようなメガネ店の広告内容は事実と異なり、根本的な内容の変更をせまられるでしょう。明らかにLED液晶用として販売しているパソコン用メガネの分光特性は一致しません。LEDとCCFLが異なるということは、次世代の表示デバイスであるOLED(有機EL)も全く異なる分光特性ですから、「LED用で全て事足りる...」的な広告は何ら根拠が無く、欺瞞と言わざるを得ません。メガネ業界は医学や光学的な内容のみならず、電子材料工学や電子機器の物性に踏み込んだ理解の必要性が求められる時代になりつつあります。

恐らく発光する全ての電子表示装置の個別の特性による影響もあるでしようが、プルキンエ現象のようなヒトの本来持っている網膜の環境特性によってブルーライトを感じやすくなるということは、業界でも全く知られていないものと思います。

プルキンエ現象については個々に述べられていますが、ブルーライト領域と網膜特性の解析における関連情報は他に見られないことから、今後もさらに詳しく追跡してまたご報告いたします。

日本初のIT系メガネショップJ-EYE

2013年4月14日 (日)

パソコン用メガネ最新情報~プルキンエ現象とスマホのブルーライト

ブルーライト問題の核心は比視感度の偏移(Sensitivity Shift)に由来するのか...

当社で開発した液晶ブルーライト解析ソフトを改造して標準比視感度における明所視と暗所視の光束スペクトルの変化を表示できるようにしたところ、プルキンエ現象を裏付ける結果が出ました。

詳細レポートは 「ブルーライト徹底研究」 ttp://www.j-eye.com/001_014/f10174p.htmlをご覧下さい

プルキンエ現象とは、人の目の網膜感度は暗い環境では青色の物体は明るく見え、明るい場所では黄色から赤い色の範囲の波長成分の物体が明るく見える現象のことです。

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一般に明所視では視細胞の錐体細胞が機能し、暗所視では桿体細胞が機能することが知られていますが、薄暗い場所では薄明視といって錐体と桿体の両細胞が機能します。このときに最大感度の波長が偏移するために色味が変化します。

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つまりスマホを明るい場所から暗い場所に移動して使用したときに全体に青みが強くなるのですが、実はブルーライトよりも明るく感じるグリーン領域の感度が上昇するため画面全体の輝度が増加して見えることがわかりました。

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これまで「ブルーライト用メガネをかけても目が疲れる...」という方の様々な問題を1つ1つ調べてきましたが、スマホやタブレットPCのように異なる照明環境に移動して使用する可能性のある電子機器を使用する場合には、それなりの対策が重要であることを確認しました。当店ではHOYA社が製作しているマルチギアシリーズのレンズで対応が可能なことを確認しており、スマホを多用する方にお勧めしています。それ以外のメーカーでは効果が弱かったり色が濃すぎて使用しにくいことも確認しています。

スマホはタッチパネルがブルーライトを吸収する材質のため、明るい場所では一般のLED液晶モニターよりもブルーライトの放出レベルが低いのですが、暗い場所では次のような変化がありますので注意が必要かと思われます。

Sumaho_4_2 

詳しくは当店のブルーライト専門サイトをご覧下さい。

日本初のIT系メガネショップ J-EYE

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