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2017年5月 7日 (日)

HOYA レイガード435測定光源回路を改造

DC+PWM制御に変更して435nm設定

 前回製作したDC制御の測定光源は、LEDの定格電圧(3~3.5V)を低めに設定しないと測定側でオーバーフローを起こすためにやむなく2.5~2.7Vにしておりました。ところがLEDの定格電圧を下げるとスペクトルが長波長側にズレてしまうため、440nmより下げられないことがわかりました。

 HOYA レイガード435は435~440nmのカットを謳っているのですから、ピークレベルの調整が可能な光源が必要と思い、入手していた部品を組み合わせてもう一つ自作しました。

 当初はIC555を使用した簡単なPWM回路を組み込もうと思いましたが、デューティー比が50%程度しかないので却下し、デューティー幅が大きく取れるOPアンプを使用したPWM回路を組み込んでみました。

Rg435_21s
 これが大正解で、DC+PWM回路にしたことで定格電圧ぎりぎりの3.43Vとなり、スペクトルがスペック上の435nm±1nm程度のピークを得ることができました。

Rg435_23

 DC+PWM制御はLED液晶モニターのバックライトでは普通に使用されているもので、正確な波長制御に向いていることを改めて実感しています。これでメーカー公表の各種データとの整合性が確保できたので、カラーレンズや屈折率の違いなど未公開情報をお伝えできると思います。今後のホームページにご期待ください。

「HOYA レイガード435徹底研究」ページ
ttp://www.j-eye.com/001_014/hoya_rg435.html

武蔵小杉のIT系メガネショップ J-EYE

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