武蔵小杉上空の皆既月食~J-EYE
★スーパーブルー・ブラッドムーン見参!!
つい先ほどまで、本格的な天体望遠鏡を使用して皆既月食を観察していました。早速撮像した画像を1枚アップします。
今回の皆既月食はネットでかなり盛り上がっていたようで、天文関係のサイトにはまったくつながらないほどでした。
心配されたお天気も当初から雲も無く、多くの方がごらんになったことでしょう。カメラの感度を16000まで上げたので、背景に恒星が少し写っています。
ただし上空にわずか薄い水蒸気がかかっていたためでしょうか、皆既中の月面はやや暗く感じました。この月食の暗さの度合いは天文学で「ダンジョン・スケール」と呼ばれ、5段階で評価(明るくなるほど数字が大きくなる)します。
その昔、1993年6月の皆既月食では1991年にフィリピンのピナツボ火山が爆発した影響で火山灰が成層圏に達して周回してしまったたため、ダンジョン・スケールが1という暗さとなり、思わず息を呑むほどの光景でした。このときは夕焼けが異常に赤かったこととも覚えています。皆既月食は地球の上層大気の状態を知る手がかりとなります。
この1月はTV取材やFMラジオの生中継など多忙なイベントが続きましたが、ラストにこのような天文ショーを見られてホッとしています。
武蔵小杉のIT系メガネショップJ-EYE
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