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金環食

2012年5月21日 (月)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (14) 奇跡の金環食観測速報!

日食速報第1弾!! 奇跡の天候回復で黄金のリングの姿が見えました!

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もし「奇跡」という言葉があれば、今回の金環日食は正にそれが現実となったと言っても過言ではないでしょう。朝7時に外に出たら雨が降ってきて....しかし「最後まで雲の晴れ間をついて絶対見たい」と願っていたら....なんとなんと雲の合間から陽が差してきたではないですか。

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あわてて夢中でカメラのシャッターを切りました。今回は日食中心線に位置する天体観測所で撮影した画像の一部を速報と言う形でご報告いたします。今夜家に帰ったら画像処理して続報を掲載いたします。

当店ホームページもご覧下さい。 ttp://www.j-eye.com/eclips2012.html

おかげさまで金環食観察用ピンホールカメラは想像していた以上に多くの方にご利用いただいたようで、アクセス数が昨日は1日だけで1,350,000ヒットをオーバーしていました。皆様のお役に立てられたでしょうか。ご利用いただいた皆様、コメントやメールを頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。

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2012年5月19日 (土)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (13) 一般望遠撮影の直前対策

一般カメラ用望遠レンズ撮影で安全に太陽を導入する方法

いよいよ金環日食まであと2日となりました。直前対策として今から準備できることをすこし考えてみましたのでお伝えします。

国立天文台や専門の機関から金環日食観察のいろいろな安全対策が出ておりました。その中で一眼タイプのデジカメ用望遠レンズを装着する場合、液晶モニターがバリアングルタイプでない直視タイプのものは太陽を導入する時に危険が伴うことが指摘されていました。

そこで当店が開発したピンホールカメラ<2>のファインダーを利用する方法をご提案します。

まず当店のトップページに入っていただきます。  ttp://www.j-eye.com/index.html

中央下の部分に「金環日食用ピンホールカメラ2」のバナーがありますので型紙のpdfファイルを開いていただき、4ページ目の「太陽用ファインダー」をダウンロードあるいは厚紙を用意して印刷してください。

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これを組み立てていただき、望遠レンズのフードの上に両面テープで取り付けるだけで安全に太陽を導入できます。

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両面テープだけで簡単に製作できます。内側が黒く塗ってあるほうが前方になります。

Pp11

あとはこのファインダーの底に両面テープをレンズフードに取り付けるだけです。前後を間違えないように、できるだけ正確にまっすぐ貼っていただければOKです。

Tele

望遠レンズを三脚に乗せてカメラファインダーでなく、このピンホールカメラ用のファインダーを使用して太陽の影を赤い線に合わせれば素早く簡単にしかも安全に太陽を導入できます。

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あと2日ありますのでリハーサルでどの位置に影が合ったときにデジカメ画面の中心に太陽が来ているかを確認していただけると良いでしょう。

皆様の金環日食撮影の成功をお祈りいたします。

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2012年5月17日 (木)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (12) ピンホールカメラの三脚固定方法

金環日食観察用ピンホールカメラの三脚固定方法について

金環日食まであと4日とせまっています。この金環日食情報も既に12号となりました。

今回は日食用ピンホールカメラを普通のカメラ三脚に取り付けるときに風などで取れにくく、外すときにピンホールカメラが壊れにくい方法を見つけたのでご説明します。しかも身近にある僅かなダンボール紙と両面テープさえあればOKですので是非試してください。

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ポイントはカメラ三脚の雲台にダンボール紙で作ったアタッチメントを取り付け、ピンホールカメラにも取り付けたフックを差し込むだけで取り外しができるというものです。

詳細な製作方法は ttp://www.j-eye.com/eclips2012.html
をご覧下さい。

カメラ三脚に取り付けると像が安定するので観察しやすく、またファインダーの使用は太陽を直視せずに導入できるので安全性も高まります。

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ファインダーの影と後方の赤い線の位置とをあわせれば太陽がスクリーンの中に入ってきます。スクリーンを観察するときは、絶対に遮光板の影の部分に入って観察してください。とにかく太陽はまぶしくて危険ですから、絶対に目を太陽光にさらさないようにして観察しましょう。当店開発のピンホールカメラ<2>で捉えた太陽像が下の写真です。

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金環日食観察用ピンホールカメラ<2>では太陽像の直径が約6mm程になります。このぐらいあればデジカメやケイタイでも写せますが、露出時間は事前に練習して最適露出データを見つけ出すようにしてください。

観察中は両面テープとハサミを用意し、不意な風などに備えておくとよいでしょう。

◎とっておき情報!!

近所の仲間が 「カメラ三脚はカメラ量販店の店頭で980円で売ってるよ!」 と教えに来てくれました。

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2012年5月13日 (日)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (11) 特報!!巨大黒点出現

特報!! 太陽表面にモンスター級の黒点が出現しています!

金環日食もついにあと8日となりました。皆様は日食グラスのご準備はできておられるでしょうか。

実は今、太陽表面にモンスター級の巨大黒点が出現しています。その具体的な規模はNASAのサイトから太陽観測衛星SOHOの画像を見ても解りますが、なんと日食グラスを使用して太陽表面の中心からやや右上のところにポツンと出ていることを確認できました。

Soho
SOHO衛星画像/NASAサイト http://sohowww.nascom.nasa.gov/sunspots/

金環日食観察の練習として、もしいろいろな機材を準備されている方は是非ともリハーサルをかねてご覧になっては如何でしょうか。ただしご注意することは金環日食の観察と同じですが、日食グラスを使用せずに太陽を直視しないで下さい。視力がある程度ないと黒点の存在はわかりずらいかもしれません。これも絶対に双眼鏡などで見ないようにしてください。

日食用フィルターを装着した望遠レンズをお持ちの方は200mm程度でもこの黒点の画像を捉えることができます。露出時間や感度調整も日食の練習としておさらいするチャンスです。太陽黒点は太陽の自転により日々移動していきますので、数日で見えなくなってしまいます。

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2012年5月11日 (金)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (10)

コンパクトデジカメやスマホで簡単に金環日食を写す方法を考えました。

条件は東側の透明なガラスのついた窓があることで、なんと用意するものは古新聞紙とセロテープだけです。

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そこに1.5mm~2mmぐらいの穴を1つ開けた新聞紙を片方の窓に貼り付けてください。

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新聞紙に開けた穴から差し込む光を白い紙に当てると太陽の像が写ります。新聞紙から1m離れると太陽像の大きさは直径1cmとなり、2m離れると直径は2cmになります。この太陽像をデジカメやスマホで簡単に撮影するこができます。

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ただし東側でも周りにビルや背の高い木がある場合などは観察が難しいので、金環日食の時刻(7:30)ごろに十分に日が差す窓を使用しなくてはなりません。また、窓は雑巾などでよく拭いておいてください。穴の大きさが小さいので、ゴミがついていると見づらくなる場合もあります。条件が悪い場合は当店で開発したピンホールカメラなどが有効です。

さらに詳しい内容は ttp://www.j-eye.com/eclips2012.html 

をご覧ください。

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2012年5月10日 (木)

日食観察用ピンホールカメラ<2>の作り方をアップしました

ついに金環日食観察用ピンホールカメラ<2>の作り方をアップしています。

開設サイト http://www.j-eye.com/eclips2012.html

型紙ダウンロード http://www.j-eye.com/ ピンホールカメラ<2>のバナーをクリック

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型紙のダウンロードは、アップして2日間ですさまじくアクセス数が上昇しています。多くの方にご興味を持っていただいているようで、21日が楽しみでなりません。

今回のピンホールカメラ<2>は長めなので太陽像が大きく、試したところカメラ三脚に載せる方法が最もよいようです。ここ数日天候の影響で試せませんが、三脚以外の使用方法も検討していますので形になりましたらまたご報告いたします。

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2012年5月 8日 (火)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (9)

大好評の手作り日食観察用ピンホールカメラの新バージョンを開発しました!!

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金環日食まであと2週間を切りましたが、皆様はどんな準備をされていますか? 当メガネショップJ-EYEで販売している金環日食用メガネもだいぶ数が減ってきてしまいました。

一方で当店が開発した金環日食観察用ピンホールカメラは大好評のようで、日本各地からいろいろなお問い合わせをいただいております。先日も滋賀県のある中学校の先生から「授業で取り上げたい...」とのお声をいただきました。遮光板の設置が高い評価をいただいております。

最初のピンホールカメラ<1>は手で持って手軽に持ち運んで見られるようにしましたが、いろいろな面でさらに性能を向上させ、しかもこれまでのピンホールカメラに無い機能も入れて開発することにしました。そこで次のバージョンにおけるピンホールカメラ<2>の特徴は、

  1. もう少し筒を長くして太陽のサイズを拡大できるようにする。
  2. 三脚に乗せやすいように現状の箱型の筒を採用する。
  3. 安全性の高い遮光板はそのまま使用する。
  4. 太陽像を簡単に素早く導入できるファインダーを設置する。
  5. ピンホール正面のところは光が照らさないように黒くする。

などの点を考慮して設計しています。現状のピンホールカメラ<1>は太陽像が3mm程度ですが、ピンホールカメラ<2>では約6mmほどの大きさを目指しています。このぐらい大きくなると金環食の様子がさらに見やすくなるものと思われます。

最も大きな機能はファインダーの設置です。これは三脚の上に乗せて使用する場合に、太陽の光の影の形と赤い線の形が一致(下の画像の青い矢印の状態)するとカメラのスクリーンに太陽が入るという仕掛けです。筒が長くなるとなかなか太陽を中心に入れづらいので、これは大変便利なものです。また太陽を直視しないで導入できる安全性も十分に考慮しました。

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数日以内に当店ホームページの金環日食情報サイト
ttp://www.j-eye.com/eclips2012.html
に作り方をアップしますのでご期待ください。

なお、バージョンアップした日食観察用ピンホールカメラは先行して無料でダウンロードできるようにしましたのでぜひお試しください。トップページの中心より右下にバナーを貼り付けております。

製作も簡単で材料が全てそろえば約1時間ほどで製作できます。バージョン<1>のカメラを作られた方も、ぜひともバージョン<2>の製作もチャレンジしてみてください。

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2012年4月30日 (月)

5/21金環日食で学校への提言が実現しはじめています

このブログと当店ホームページで、3/30に学校関係に1時間目をずらしたりする提言を行いました。そのブログを直接ご覧になったかどうかは解りませんが、各地の学校で提言に沿った前向きな内容が実施されることがわかりました。

埼玉県においては校長会で授業時間を1時間ずらすことが決定されたそうです。ご家庭で観察できるできるようにとの配慮だそうです。

その中で驚いたのが東京の私立・麻布中学高校では5/21を休校にしたことです。この世紀の天文現象をしっかりと体験して欲しいとの事から実施するとのことです。

このような各地の動きに照らしてさらに学校関係に提言したいのですが、

「5/21金環日食は理科の体験学習」にしてみては如何でしょう

金環日食や皆既日食は直接的に日食を見ることだけに意義があるのではありません。天文の観測研究に携わる人たちの中には、日食の前後と食大(最も欠けているとき)の時系列的な気象の変化や気温・湿度の変化、動物の生態の変化などさまざまな内容も調査しています。

そこで子供さんたちに金環日食の継続時間が5分間ありますので、是非ともご家族やご兄弟で役割分担をして、そのような理科の実習的な楽しみ方を提案されてはいかがでしょうか。その記録は場合によっては天候が思わしくない場合にも学術的な価値がありますし、夏休みの宿題のうってつけの材料になるでしょう。学校では子供たちに観測成果を発表する場を作ってあげるのも更に子供たちのモチベーションを上げられることと思います。

この金環日食を単なる享楽的なイベントに終わらせるのは、理科教育にとって大変もったいないと思われます。是非とも先生方も今からでも間に合いますので、関係者の皆様でご意見を出されてみてはいかがでしょうか。この現象がきっかけとなり、理系方面に興味を持つ子供が増えることを願ってやみません。

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2012年4月29日 (日)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (8)

撮影テスト大成功!! 金環日食観察用ピンホールカメラを試してみました!

やっと晴れましたので店頭に持ち出して太陽の姿を入れてみました。筆者も小学生のころにピンホールカメラを作って以来数十年ぶりのことでしたので、大変懐かしくとてもわくわくしました。

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この画像から太陽の大きさを調べると直径が約7mmほどですが、後にピンホール像の再計算をしたところこの数字は大きすぎることが分かりました。自動露出の撮影での露出オーバーのようです。デジカメの感度を下げるか露出時間をもう少し高速にすることで解決できそうです。計算上の直径は最も筒を伸ばしたときに約3mmぐらいですのでぎりぎりで部分日食や金環食の状態を観察できると思います。これより筒を長くして太陽像を大きく設定しようとすると特に子供さんが手持ちで直視するのは難しく、カメラ三脚のようなものに取り付けるなどの工夫をする必要があります。

またピンホールの大きさを開けすぎるとピントが合いづらくなってしまいますので注意が必要です。もしそのようなことがあっても大丈夫!... 救済方法があります。ピンホールカメラ前面に家庭で使うアルミホイルを2~3cm角に切ってセロテープで四隅を貼り付け、もう一度細い針などで穴を開けてください。これなら何回でも試すことができます。

ピンホールカメラの太陽像をコンパクトデジカメや携帯のデジカメで写すこともできます。その場合スクリーンから近いので近接モードあるいはマクロモードにして撮影してください。その際に露出時間の調整はしっかりとテスト撮影でデータを集めることをおすすめします。

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日食前に早速練習してみると良いでしょう。

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2012年4月26日 (木)

武蔵小杉/向河原の金環日食情報 (7)

無料ダウンロードOK!「金環日食観察用ピンホールカメラ解説ページ」アップ!!

日食観察にご興味のある皆様、お待たせしました。
JR武蔵小杉駅から4分のIT系メガネショップJ-EYEでは、予告どおり独自にAdobe のIllustlatorを使用して企画開発した金環日食観察用ピンホールカメラの作り方を解説したページと、無料でダウンロードできる型紙を本日アップいたしました。

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解説ページ ttp://www.j-eye.com/eclips2012.html

型紙ダウンロード ttp://www.j-eye.com/

このブログではかねてから身近にあるものを利用して、お金をあまりかけず誰でも手軽に楽しめるような情報を発信してきましたが、この金環日食観察用ピンホールカメラはローコストだけでなくお子様でも安全に日食を観察できることをを目指しております。

型紙はトップページから入っていただき、ピンホールカメラのバナーをクリックしてから[ファイル]-[名前をつけて保存]をクリックしてください。

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PDFで3ページにおよぶ型紙が出てきます。これを厚めの紙にお手持ちのインクジェットプリンタで印刷して使用します。そのほかに像を映す半透明のスクリーン用ビニール袋や両面テープ、カッター、画鋲などをご用意するだけです。

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準備が整えば約1時間程度で作れますが、まるで雑誌の付録のような本格的な作りに仕上げることができます。

このピンホールカメラは直接金環日食の像を映すだけでなく、お手持ちのコンパクトデジカメや携帯電話のカメラで撮影することもできます。その場合はカメラの三脚に両面テープで固定して撮影すると良いでしょう。ビデオカメラでも写せるでしょう。

昨日製作してから天候が優れませんので太陽の実写確認ができましたらまたご報告いたします。太陽が出たらピンホールの大きさを確認しなければなりません。穴の大きさで見え方が大きく変わるからです。

ぜひ多くの方にこのカメラを製作していただきたいと思います。

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